施工エリア | 横浜市港北区 |
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建物 | 集合住宅 |
構造 | S(軽量鉄骨) |
築年数 | 2004年6月 |
階数 | 2階建 |
テナント戸数 | 14戸 |
施工年月 | 2024年3月 |
施工工事 |
・植栽植替え ・砂利敷 ・デザインフレーム設置 ・照明器具交換 ・袖壁新設 ・宅配ボックス新設 |
施工前の概要 | 「植木の手入れを少なくしたい」というオーナー様のご要望から始まりました。 |
今まで植木の手入れをオーナー様ご自身で剪定していましたが年齢も重ね、また今後、相続が発生したときのことも考慮し、「植木の手入れを少なくしたい」とのご要望からはじまりました。
植栽をただ少なくしてしまうと無機質で立体感が無く、全体的に印象の薄い建物になってしまいがちです。そこで今回は、植栽の配置、石(砂利)の敷きつめかた、大きさや配色で温かみがありつつも、かつ植栽の立体感を補うためにデザインフレームを採用し洗練された雰囲気のある外観に生まれ変わることができた事例です。
一つ一つでは小さな石(砂利)も敷きつめれば存在感のあるものになります。全ての砂利を白一色にしてしまうと「和」な雰囲気が強く出すぎてしまうため、今回は石英岩と石灰岩の砕石を使用、温かみが演出できるようホワイト、ピンク、イエローの3色をブレンドして色調を調整いたしました。
植木は、緑の存在感を残すようポイントとなる箇所へ最小限に配置。立体感を補うため、また夜間のライトアップで洗練された雰囲気を演出するデザインフレームを採用。
植木の移植は、一旦全て根ごと抜き、地ならしを行い、次の工程に進んでいくのですが、木も奥深くまで根を下ろしているため、重機を使用する際には土埃が待ってしまうことは必至でした。ご入居者様には、ご迷惑が掛かりそうなことを事前に一件一件ご説明に伺い、ご了承いただいたことでスムーズに工事にとりかかることができ、またクレームは1件も寄せられませんでした。
エントランス横にある黒い塀はブロックを積み上げたもので、裏側は宅配BOXとなっています。これならエントランス内にはスペースが無く宅配BOXの設置をあきらめていたオーナー様にもご一考いただけるのではないでしょうか。
総務省の調査によると、インターネットショッピングの利用率は全体で73.4%、どの世代でも70%~80%前後と世代間の差は少ないため、やはり入居者の年代を問わずあるに越したことはないのかもしれません。一見しただけではわからないようなスタイリッシュなデザインにもなっているので、建物の外観を損なうことなく、プライバシー性を維持できることもこの施工のポイントになっています。
宅配BOX
今回のオーナー様は非常に熱心な方で1回2時間の打合せを7回ほど、何カ月もかけて行い、その結果納得のいく仕上がりにすることができました。
弊社ではできる限りお客様のご要望を引き出し、実現できるよう、納得がいくまで何回でもオーナー様との話し合いの場を設けるようにしております。またその際も弊社のポイントとして挙げている様に「一気通貫(始めから終わりまで一人の営業が担当)」をベースとしているため、最後までお客様一人一人に寄り添った施工が可能です。
こんな依頼もいいのかどうか・・・と迷われている方はぜひ一度お話だけでもお聞かせください。